nfs †nfs(network file system)の略。 サーバ側、クライアント側で設定がある。 サーバ側設定 †パッケージがインストールされていることを確認。 # rpm -qa | grep nfs
nfsの設定 †# vi /etc/exports /home/any1 192.168.0.39/255.255.255.255(rw) /home/any2 192.168.0.39/255.255.255.255(rw,no_root_squash) 書式方法は、 /home/any1を192.168.0.39のホストからのread、writeを許可する。 exportsファイルに記述できるオプション
最後に、nfsサーバのデーモンを再起動する。 # /etc/init.d/nfs restart ※おまけ # exportfs -ra -a 全てのディレクトリをエクスポート・アンエクスポートする。 -r 全てのディレクトリを再エクスポートする。 /var/lib/nfs/xtab を /etc/exports と同期させる。 /etc/exports から削除されたエントリを /var/lib/nfs/xtab からも削除し、 既に無効になったエントリをカーネルのエクスポートテーブルから削除する。 トラブルシュート †ポートの開放 †この方法はCentOS4.5以降で可能。 iptablesをかけていると、nfsの通信が止められてしまう。 # rpcinfo -p | grep nfs 以上のコマンドで確認できるので、このポートをiptablesで開放する。 -A INPUT -s 192.168.0.0/24 -i eth0 -p tcp -m state --state NEW,RELATED,ESTABLISHED -m tcp -j ACCEPT -A INPUT -s 192.168.0.0/24 -i eth0 -p udp -m state --state NEW,RELATED,ESTABLISHED -m udp -j ACCEPT クライアント側設定 †クライアントとなる側の設定は特に必要ではないが、nfsサーバにマウントさせる必要がある。 手動でマウント †書式は # mount remote-host:/home/remote-nfs /home/local-nfs (192.168.0.1の/home1/any1ディレクトリをローカルの/nfsdirにマウントする場合) # mount 192.168.0.1:/home/any1 /nfsdir エラー例) # mount 192.168.0.1:/home/any1 /nfsdir mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on 192.168.0.1:/var/feisty, missing codepage or helper program, or other error In some cases useful info is found in syslog - try dmesg | tail or so 上記エラーが出た場合は、以下のパッケージが足りていない可能性があるので、確認すること。 # yum install nfs-utils fstabに記入 †手動でマウントさせると、サーバの再起動があった場合には、当然解除されてしまう。 書式 # vi /etc/fstab rsize=1024,wsize=1024は読み込み、書き込みのチューニング(デフォルト1024)。最大値は32768。 手動、fstabの書き込み、ともにmountがされたかを確認する。 nfsの注意点 †nfsを使用し、一般ユーザにreadもwriteも権限を与えたい場合には、permissionの設定が必要になる。 nfsの詳細設定、オプション等について |