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apacheのエラーログはデフォルトでwarnとなっている。
普段はこれで問題ないレベルなのだが、何か問題が発生した際に調査をするには少し物足りない。
これを変更すればログのレベルを変更できる。
# vim /etc/httpd/conf/httpd.conf
LogLevel warn (497行目付近)
この値は全部で8段階存在する。
LEVEL | 内容 |
emerg | サーバが稼動できないほどの重大なエラー |
alert | critよりも重大なエラー |
crit | 重大なエラー |
error | エラー |
warn | 警告 |
notice | 通知メッセージ |
info | サーバ情報 |
debug | デバック用の情報 |
emergが一番ログ量が少ない状態で、debugが多い状態。
ログレベルの変更で注意すべき点は、
ログを出力させることはパフォーマンス劣化につながる、
ということ。
debugにすることで、何か障害が発生したときには調査しやすいが、apacheのパフォーマンスを著しく低下させる可能性もあるし、
大量のログが出力されることで、ディスク領域の逼迫にもつながってしまう。
以上のことを前提に、必要なタイミングに必要なレベルにカスタマイズすること。
また、ログレベルを変更した場合にはapacheの再起動も必要になるのでお忘れなく。
参考 †
http://www.adminweb.jp/apache/log/index4.html